ポール・ゴーギャン Paul Gauguin 1848年-1903年
フランス出身でポスト印象派の画家。
タヒチを拠点に、非西洋的で文明化されていない人々の文化を作品に反映したプリミティヴィスム(原始主義)を先駆的に体現しのちにピカソやアンリ・ルソーなどにも影響を与えました。
エミール・ベルナールとともに重厚な輪郭線に特定の色のみで構成するクロワゾニスムを提唱。
さらに印象派が感覚で捉えた世界を表現することを批判的にとらえ、目に見える世界と思想・哲学など主観的な世界の綜合を追求する綜合主義を提唱するなど、現代へ連なる前衛的な芸術へ多大な影響を与えています。